2011年1月21日

海外で活躍する修了生!〜後編〜



こんにちは〜(^^)
前回の海外で活躍する、日本語教師養成講座修了生の前編に続き、
今回は後編をお届けしたいと思いま〜す!

内容ぎっしり!最後までお付き合いください♪

前回は、台湾の日本語学校で経営者とぶつかることもあった、
という興味深い話の前触れで終わりましたが、今日はその続きから!!

さてさて、日本語教師として奮闘する上原さんに、どんなことが
起こったのでしょうか?!

   上原さんと学生.
          台湾の日本語学校で 上原さんは中央

Q.台湾の日本語学校では講師と経営者がぶつかったことも
  あったそうですが、どんなことでぶつかったのですか?

上原さん:一つ目の学校が大変なことが多かったのですが、そのほとんどは、
    お金や利益のことを最優的に考える学校側と、ちゃんと生徒と
    向き合って教えたい先生側との対立
でした。

   具体的に言うと、授業に来られなかった人の為に、次回の
   授業の前に30分ほど補習できるシステムがあったのですが、
   手当は出せないので30分以内で終わらせるように言われました。
   補習がたまっている場合でも30分しかないので、
   「それじゃきちんと教えられない!」と、先生たちの間では
   不満が多くありました。
     
   根本的に、日本人だから日本語を教えるのは容易いことだろう
   という考えを持っているので、初級のクラスで日本語だけを使って
   教える私たちにとっては、もっとゆっくり導入したかったがそれが
   できず、学生にとってはかなりキツキツの授業だったように思います。

   
そして学校の備品を使う場合、すごく厳しくチェックされました。
   特にコピー機はインク代や紙代がかかるので最低限に抑えろと。
   そのため、自分で作成したプリントなどを配ることが大っぴらに
   できなかったり、中には自己負担で授業資材を揃える先生もいました。

   2番目の学校からはそれほどひどくなかったのですが、それでも、
   クラスを満員にするために、きちんとしたプレイスメントテストを
   させずに学生を同じクラスに入れるので、同じクラス内でレベルの
   差が開いてしまって授業に支障がでてしまったり、先生の授業数を
   把握せずにどんどん開講して食事の時間すら満足に取れなかったり、
   といったこともありました。

   
大変なことばかりのように思われるかもしれませんが、それでも
   日本で日本語教師をされている方々と比べると、ある意味、楽な
   ほうではないかと思います。日本国内の場合は、日本に住む学生
   たちの世話係をしたり、問題が起こった時に処理をしたりといった、
   日本語を教えること以外の仕事もあるようです。そういった経験の
   ある先生方に話を聞いて、正直、日本国内では教える自信がないなと、
   思ってしまいました。

   
海外で教える場合は、日本語を教えることに集中できますし
   安月給とはいっても暮らしてける分はもらえます
   (あとは個人の適応能力の問題でしょう。)

   
ただ、教科書に書いてあることがすぐに実生活で使えたり、日々
   日本語を聞いている学生から教科書にはない流行語が飛び出したり、
   いろんな国から集まるので、教室内では基本的に日本語が共通語、
   というところは、とても良い部分だと思います。


Q.逆に、楽しい!と感じることは何ですか?

上原さん:クラスの雰囲気が良くなれば、教室の外は自分たちの国ですから、
    学生がいろいろ教えてくれたり手伝ってくれたりします
    同僚の先生たちは他府県から集まってきた方々なので、いろんな
    地方の話を聞いて授業に活かすこともできます。
    仕事の合間にちょっとした旅行感覚で出かけたり、異文化に
    触れたりできます。
    海外に住むことが好きな人なら、きっと毎日楽しいかも!


Q.将来の夢や、今後の目標を教えて下さい!

上原さん:日本語教師になって2番目の国、シンガポールで働くことに
     なりました。今度は英語圏、しかも多国籍国家の国です。
     特に初級の教え方が違うようです。
    新しい教授法に挑戦して、偏らないいろいろな教え方を
    身につけたいです。






Q.現在日本語教師を目指して勉強している受講生や、
  入学を検討している方へ一言お願いします!


上原さん:やりたいことが見つかったら、まず実行することです。
    そしてそのための知識を身につけること。ほんとに役立つかな?
    と思ってても、いつかふとしたことで身を助けてくれます。

    日本語教師という仕事は、ただ日本語を教えるだけじゃなく、
    自分を通して日本をみせること、好きになってもらうこと
    だと思っています。

    教えることは決して簡単なことではありませんが、だからこそ
    いい授業ができたときの達成感は言葉にできません。

    自分が教えた学生たちが日本に留学したり、日系企業で働き
    始めたら、喜びだけでなく自分自身への誇りで胸がいっぱいに
    なります。

    
みなさんも世界中へ飛んで、自分だけの教え子たちを
    
育ててください!


とても活き活きとした上原さんのインタビューは、私達スタッフも元気を
いただきました。困難を乗り越え、教え子が成長する姿を喜びながら自ら
のスキルを上げていく、とても素敵な生き方!その裏にある努力は、誰も
が尊敬されることだと思います。何よりも上原さんの明るく優しいお人柄
に、きっと学生や周りの皆さんもついてこられるのでしょうね。

上原さん、インタビューに応えてくださり、本当にありがとうございました!

これからも新天地シンガポールでのご活躍を心からお祈りしております!
このブログの、この日本語が変だ!という時は是非教えて下さい(笑)


那覇校では日本語教師養成総合講座の4月入学生を募集中!
現在は「初級指導法」や「言語学」といった授業を行っています。

興味のある方は是非見学にいらしてくださいね(^^)
タイミングが良ければ、この時期にある現役日本語教師(修了生)による、
模擬授業も見れます!!

ではまた(^^)ノシ


aanha200 at 13:00│ Comments(0)TrackBack(0)