2012年8月4日

【デザインワークスユニット】これから、デザインの基礎を学びます。

ヒューマンアカデミー熊本校では、7月25日(水)から「デザインワークスユニット」という講座がスタートしました。
第1回目の授業に20分程、ワタクシ潜入してきました。(□_□)

――ところで。デザインワークスって何の授業ですか?

完全に、デザインの授業。Webとか関係なしにデザインの勉強です。「広告とは」という技術的な話など。
パソコンは基本的には使わないでアナログで「デザインの基礎」を講義します。
「Webデザイナー」は、要するに“デザイナー”です。Webに限らずデザインの知識・技術が必要になります。
印刷会社の人がすぐにWebホームページを作ることは難しいですが、Webデザイナーは印刷広告デザインを作ることができます。それは、Webデザイナーになる為にデザインを基礎から学んでいるからです。


担当講師は、熊本校のWeb講座でおなじみの佐藤圭先生
お仕事上ではサトウケイ先生。
以前、本を出版される際に名前をカタカナ表記にされ、以来「サトウケイ」で活動されているとのこと。(えぇーと、確かSoftBankからの出版だったとは聞きましたが、タイトルとか聞いてなかったーorz)

37Graphics(サンナナグラフィックス)』 というWebデザイン会社を運営する、プロのWebデザイナーです。

パソコンに関する質問には、何かしらの答えを必ず出してくれます。おかげで某企業の人達からは「ドラえもん」と呼ばれるくらい頼りにされているんですよ。
因みに、サトウ先生が黒ずくめファッションになると「くまモン」を彷彿とさせます。
くまモンの着ぐるみを着たドラえもんをイメージすると、わかりやす・・・くはなりませんよ。ふふ。


授業での話の内容を(若干口調などは変えていますが)ご紹介します。

* * * * * * 

どうしても目的と手段がごっちゃになってしまっています。
「ホームページを作りたい」という理由で習いに来る人がいますが。「何故ホームページを作るか」というと“広告”になってくる、その広告的な要素に対して皆さんもお客様もお金を払います。
それを踏まえた上で。どういった手法で広告――つまりどうやって広く伝えるか、伝達――いかに良さを伝えるかに繋がっていきます。
それまでのテクニックを分析、勉強していきます。

ひとつは、自分でも「こういうのを何か作ってみようかな」と、どんどん手を動かして「作る」練習を続けること。でも、ゼロから作る必要はありません。ここに通っている間は他の人の(チラシやフライヤー等)を真似して同じものを作る練習というのをいっぱいして下さい。それが一番良い勉強になります。
寺子屋時代の「まなぶ」は「まねする」からきています。大工さんも、若い職人は棟梁の真似をして成長します。
デザインも実は大工さんと同じ職人の世界で、自分が「いいな」と思ったデザインをまずは真似して、1mmも狂わず同じものを作れるようになれば、あとはデザインワークスのアイデアの問題や知識的な部分になってきます。

ということで、生徒さん達には次の3つのことをやりましょうと言っています。


1つめ。「毎日デッサンを10分やろう」

広告の裏とかの白紙等でいいので、必ず10分間の時間を作って毎日何かしらのデッサンをします。この10分を必ず守って下さい。
Webデザイナーは短い動き「1週間」とか「明日まで」という区切りの中で最高のスペックを出してその時間の中での完成を目指さなくてはなりません。スピードをつけなくてはいけないです。
「10分の枠の中で1つのミッションをクリアする」という練習です。

デッサン用の紙とか買わなくてもいい、無印に売ってあるような分厚いノートや罫線が入っているのでいいので、毎日持ち歩いてどこかで10分作って描くように。デッサン向けの鉛筆じゃなくてもいい、その場にあるマジックやボールペンでいいので毎日デッサン続けるように。

何故かというと、デザイン事務所の人達が集まった際に、新人教育「どうやったら新人が伸びるのか」が毎回話題になるのですが、「何をすればその子達が伸びるのか」の話になったとき「デッサンをやらせるのが一番。それが一番早く伸びる」という答えになります。
この業界で20年、30年やっている人達が答えとして「新人教育にはデッサン」と言っているのです。「上手くなりたければ、早くデザインを理解したければデッサンをやれ」というわけです。

では、デッサンとは何だろう?
一番は、実は「デザイナーの目を育てる為の訓練」であるのです。
要は、デッサンをするときにはどういったことをするかというと、例えばiPhoneをデッサンするときには、縦と横を解析して目でトレースして比率を的確にノートに写しこむ作業をします。

iPhoneのデザインの美しさの根本は何かというと、縦と横の比率にあるんです。それを正確にトレースすることができる、つまりはそれがデザインにとっての重要な要素になってきています。モニターが上下のどのくらいで角があって余白があって…etc. よく見るとモニター内のボタンがちゃんと縦に並んでいるのもデザイン的な要素で計画的に行われていることなんです。
そういう、プロダクトデザイナーが考えたデザインの理論「どういうふうにしてこれを作ったのか」を読み解く為の能力をつける為に、デッサンというのは一番役に立つのです。

だから、絵を描くときには細かいその比率をずっと見ていくわけです。デザインの神髄である比率というを正確に見て丸裸にしていくのです。そういう癖がついていると、最終的には、何でも見たものを解析するような目になっています。そうなってくるとデッサンは要らなくて、生活しているだけで色んなものを分析して自分の中のデータベースにどんどん登録していくようになります。
デザイナーと一緒に遊びに行ったりすると、(そのデザイナーは)変なところに目が行っていたり「これはいかん」等とツッコミを入れたりしているんですが(笑)、これは比率が崩れたりするのを見るとどうしても気になってしまうから。
デザイナーは良いもの悪いもの問わず批評する癖もあります。批評はデザインの第2段階。比率を解析した後に「何故良いのか、何故悪いのか」というのを研究していきます。

ということで、デッサンを毎日することによって少しずつ「デザイナーの目」をつくる、活きてないと良いデザインを見ても気付けないので10分という時間を設ける。欲張りな人は10分を3セット、4セット続けてみて下さい。
デッサンは100枚やれば100枚分だけ如実に成果があらわれます。やればやるだけ上手くなるので、騙されたと思って半年間続けてみて下さい。半年後に1枚目の自分の絵を見てみると、見てられないくらいヒドイと感じます。それだけ成長しているんです。

もうひとつ言えるのは、比率というのは凄く大事で、それが解っているか解ってないかでデザインに大きく関わってきます。
幼稚園児が車の絵を描くと、比率がよく解ってないからタイヤが物凄く大きく描いてあるんですよね。なんでタイヤが大きく見えるのかというと、背の低い子どもの目の前に車があるとき、目の前にあるのがタイヤで見上げてボディがあるので大きく見えるのがタイヤになる。だから絵を描くとタイヤが大きくなるんです。

解析の目というのは育てればどんどん成長していって分析できるようになります。


2つめ。「世の中のチラシを集めよう」

チラシを集めてファイリングして、デザインの参考書のようなデザインブックを作りましょう。
これ、時代を読み解くのに凄く大事なんです。今日手に入れたチラシというのは、今日街中を歩いている人や今日生活している人に対するアプローチの為にデザイナーが時間をかけてつくったものになるんです。それがタダで手に入る上にフルカラーで紙質だって確認できます。

本屋さんでデザイン本を買うと1万円以上します。デザイン本はプリントしてあるものだから全部紙質が同じで拡大もできないから、それに1万円以上費やすくらいだったら本物を手に入れた方がいい。しかも何年か前のではなく“今日の”デザイン。“今”を写すデザイン、“今”のトレンドのデザインを把握するのに一番良いです。

なので、チラシを集めて時代を読み取る、そして皆さんがデザイン事務所に入ったり仕事を始めたりしたときデザインどうすればいいかで悩んだら、集めたチラシ(デザインブック)を開くと何かしらの答えが見付かります。

デザイン、デザイナーはアーティストと違うんですね。これを認識することが大事です。

――以下省略。

* * * * * * 

諸事情にて、キリのよろしくないところで退室しました故。
3つめって、何さ。 。・゚・(ノε`)・゚・。 

デザインを学びたいけど、大学や専門学校には通えない・・・と諦めている方、ヒューマンアカデミー熊本校のデザインワークスなら、週1回から無理なく通学することができますよ

Webデザイナーを目指している方も、Webの知識だけではデザイナーにはなれません。
デザインワークスはまだ授業も始まったばかり。この機会に「デザインの基礎」を一緒に学んでみませんか?



授業の途中のホワイトボードを盗み見れました。(盗み見とは人聞き悪いっ、ちゃんと堂々と見てやりましたよっ。)
取り敢えず、3つめ判明。(詳しい内容はわからないけど。)
それはそうと、この、もきゅッとしたイラストで何の説明してたのでしょう。
わたし、気になります! (´・ω・`)


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aakum200 at 12:00│ Comments(0)TrackBack(0)