2007年11月23日
仙台校 DTP担当 本間講師に突撃インタビュー
ヒューマンアカデミー仙台校 講師インタビュー vol.1
Q.今日は本間先生を徹底的に解剖させていただくということで(笑)、覚悟はよろしかったでしょうか?
解剖ですか。じゃ、まな板の上の鯉になりますね。(笑)
Q.ありがとうございます。(笑)まずは月並みな質問から。お好きな「食べ物」は何ですか?
それってDTPと関係あるの?ま、いいか。
食べ物は何でも好きですよ。
果物なら…カキ・リンゴ・ナシ・イチゴ・モモ…
野菜なら…ジャガイモ・ニンジン・タマネギ…
海の物…山の物…それぞれに好きですね。仙台は食材が豊富で素晴らしいですよね。ミシュランも仙台ガイドつくったらいいのにね。
Q.いいですね。ミシュラン仙台ガイド。装丁は本間先生のDTPで。
私は星をつける役で。
ずるいな、それは。 私も星つける役、やりますよ。
Q.けどあれってフランスのひとじゃないといけないんですかね。
あ、そうなの? だとしたら打倒、フランスですね。
Q.打倒フランス。
そう。打倒・フランス。(笑)
Q.なんか愛国心でメラメラしてきました。(笑)
ところで先生、DTPに話題を戻したいんですけど、好きな色とかって
ありますか?
ベージュ・セピア・カーキー・エメラルドグリーン・マリンブルー…それぞれに魅力を感じますね。
Q.赤、青、黄だけでは表現しきれない色がたくさんありますよね。
ホントそうですね。気を使いますよ。
取り扱うものは雑誌、ムック、会社案内、
ポスター、チラシ、新聞広告など多岐に渡る。
Q.ではでは、ちょっとディープな質問。先生にとって冬の思い出とは?
それはズーと以前の冬、仙台に移り住んだころのこと、職を探しながら
「アルバイトをしていた冬」ですね。野外での地質調査のため「海や山」の現場へ行きました。
現場は、宮城・牡鹿半島周辺、岩手・釜石、青森・三沢など…日帰りや宿泊しながらの調査です。
希望に輝いていた冬は、厳しい雪降る野外での作業なのに、なぜか、あまり寒さを感じない冬でした。
Q.なんかグッときちゃいますね。希望に輝いてた冬。そういう時期って宝物だと思います。
他の何にも変えられない自分だけの宝ですね。
最近感動したこととか、ありますか?
街・生活環境などが急速に変化する時代のなかで…カバン職人・万年筆職人など、
昔ながらの仕事を継続する年老いた仙台の職人たちをテレビが映し出していました。
その職人たちの熱き情熱と頑固な生きかたに感動。
伝統的なことにも、すごく魅力を感じます。
豪快なフォトショットをレイアウトするのも
DTPの醍醐味。フォトグラファーや
ライターから寄せられた素材をいかに
取り扱うかで誌面のクオリティーが決まる。
Q.先生もけっこう頑固ですか?
主張したほうが良いことはしますが、あくまでもクライアントの意向は尊重しますよ。
あまり頑固ではないんじゃないかな。うーん、けど、どうかな。(笑)
Q.じゃ、皆さんの判断にお任せしましょう。座右の銘を教えてください。
「塞翁が馬」落ち込んだり有頂天にならない。前向きに生きたい。
Q.先生がおっしゃると説得力ありますね。アエルビルもイルミネーションですっかりクリスマスモードですが、「にぎやか」と「しずか」どちらに魅力を感じますか?
「しずか」に魅力・居心地の良さを感じますね。
おそらく、しずかな空間で制作に向き合っているからなのでしょう。
音がほしい時。そんな時はラジオのスイッチをオン。ボリュームを少し左へ回す。
Q.ラジオっていいですよね。レコードほど構えて聞くんじゃなくて。
制作現場ではそれこそ、自分のリズムで活動されてるんでしょうね。
デザイナーになろうと思ったキッカケを教えていただけますか?
デザイナーになりたいとは思っていませんでした。
興味や憧れみたいなモノが全然なかったんですね。
絵画には興味があって有名作家の油彩や版画を扱う仙台の画廊に勤務。
画家になれたら絵を描いて暮らせる。いいよな〜。
そんなぼんやりした憧れはありました。
画廊の常設展や個展の作品、そして作家達の強烈な魅力
(感性・こだわり)に接してハードルの高さ・難しさを実感しました。
やはり「食べていける仕事」を意識したのが転機かな。
そんな想いで制作・表現する「広告制作の現場」へ軌道を修正しました。何もわからないところからの再スタートでしたね。
Q.好きなことにストレートに反応してこられたんですね。
私は意外と何かを判断したり決心するの苦手で。
あまり悩みすぎると身動きとれなくなっちゃったりして。
ああ、その感覚もわかりますよ。
けど、前にすすむということが大事かな、と。
Q.ホントそうですよね。
では今のおシゴトをやっていてよかったと感じたこと、
正直キツいと思った時のことを教えてください。
完成した時の「充実感と開放感」みたいなものがいいですね。
コンセプトを探り、情報の解りやすさや紙面のテイストなどを考えながら、
素材(写真・イラスト)や文章などを配置する。だんだん形になる。
修正を重ねる。だんだんテーマが明確になる。
そのプロセスもいい。
キツいと思う時は、やはり原稿の入りが遅れて
自分の制作時間が圧縮されるときですね。
Q.けっこう土壇場で変更とか。
あるある。あれはキツいねえ。(苦笑)
Q.独立してお仕事をされていますが、会社勤めと
異なる点を教えてください。
会社勤めの場合
…依頼された仕事は、営業・DTP・制作など連携しながらの進行となりま す。
週刊・月刊などレギュラーの制作は、チームで進行する場合が多いですね。また、制作する内容や規模によって柔軟に対応します。
「広告代理店・制作プロダクション・デザイン事務所・出版社・印刷会社」など制作現場の規模やスタッフ構成・進行は様々な取り組みがありますね。
独立すると
…時間の使い方など自由に創れますから、自分の好きな分野へと、制作のチャンネルを探っていけるのも楽しみです。また、ライター・フォトグラファー・イラストレーターたちと接する「新たな出会い」もあり刺激材料や吸収材料がいっぱいありますね。
フリーの実績を重ねていくと「クオリティー・スケジュール管理」など
責任を果たすためのキャパシティーが自然に大きく膨らんでいきます。
法人から依頼を受けパンフレットも作成する。Q.そうですよね、毎週講義に来ていただくのも先生のスケジュール調整があってこそですから。いつもありがとうございます。
何あらたまってるの?珍しい。(笑)
Q.いえ、たまにはお礼くらい言いますって。
授業をする際に心がけていることなどあれば教えてください。
DTPソフトは、制作表現の要求に応えるための道具だから、
紙面の「意図・要素」などを把握しながら操作するよう心がけています。
そうすると操作の手順や目的がより明確になると思います。
さらに、制作の流れや校正などDTPの基礎知識を深めると全体像が見えてきます。
また、現場の仕事に柔軟に対応できるように基礎学習をしっかりする。
スムーズに操作できるよう繰り返し操作する…
Q.やっぱり授業のこととなると熱が入りますね。最後にDTP に取り組んでいる方、興味がある方に一言メッセージをお願いいたします。
発信されている情報をどう感じるか・内容が解りやすいかなど、いろいろな視点でみてほしい。
好きなジャンル・テーマのパンフレットなど資料を集めよう。
多彩な表現が発見できると思います。
イエイエ、楽しかったですよ。
打倒!
フランスだからね。
Q.ハイ、打倒!フランス、ということで。
2007.11.20仙台校学生ホールにて。
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