2010/11/02
大学で何の勉強してるの?

嘉住 卓也さん
カナダ(ブリティッシュコロンビア州)留学中
ビクトリア大学
Faculty of Humanities: Linguistics & Anthropology
(人文科学専攻:言語学&人類学)
バックナンバー 6/14 7/10 8/30 9/22
こんにちは。
UVicでは9月25日にLipdubという・・・実際に見てください。
こちら>>>
これは別のUVic・・・確かスペインのUVICの作品ですが、これがLipdubです。
で、先月この撮影がありました。地元メディアにもとりあげられて、数分間お茶の間・・・もといコーヒーの間をUVicで埋め尽くしました。
そして、これが噂の例のブツです。
こちら>>>
あ、ごめんなさい。まだ完成してませんので、これはメイキングです。完成品はまだまだ時間がかかるみたいなので、みなさんが忘れたころにもう一度このブログで紹介したいと思います。僕も忘れてたりして。(笑)
さてさて、今回の本題ですが、カナダに来てからよく思うことがあります。それはカナダ・・・少なくともビクトリアには美人が多いということ。毎日一目惚れしてます。以上!!今回はここまで。
ではなく・・・えーーー、こんなことをしてるうちに何を書こうか忘れてしまいました。しかたないので、恒例の「あんた、大学でいったい何を勉強してんの?」をしようと思います。
これは今学期取っているPhoneticsのクラスの内容です。まず簡単にPhoneticsを説明すると、全く聞いたこともない言葉を聞いた通りに書き表したり、ある1つの音がどう変化してるのかを調べたりと、言語の音に関する研究をする学問です。
下の写真はSpectrogramというもので、発声された言葉を変なグラフで表したもので、授業ではこのグラフだけを頼りに何と言う言葉が発声されてるかを調べます。はっきり言って、これは相当難しく、クラスのみんなも「?」が頭の上に何十個も出てきています。(笑)


▲拡大版(クリック)
それでは、何と言う言葉なのか見ていきましょう。
まずは、1番。これは何という音でしょう?途中で枝分かれている周囲よりも黒いライン(下の方に下がって行っているのと大きく曲がっているライン)があるのがわかりますか?このように動きがあるラインはDiphthongの特徴です。えっと、日本語で・・・なにかわからん。まぁいいや。例えば[aj](アィ)[aw](アゥ)[ow](オゥ)といった音です。そして、このラインの位置から1番の音は[aj]ということがわかります。この1音でWord 1ですのでWord 1はI, my , meのIです。
次は2番を飛ばして3番。これは簡単。1番と同じDiphthongですね。形は違いますが、これも[aj]です。
4番は音と音の間に白い溝があるのでStopという音です。[p][t][k]などがあります。この音はそれ自身からの判別ができないので、前後の音の変化で見分けます。3番の終わりの方の音が上に向かって曲がり、5番の一番濃い部分が下に向かって動いています。この変化のしかたは[k]です。
2番の音に戻って、この音は、なかなか判別が難しく、日本人が大好きな音です。それは[l]。2,3,4番を合わせてWord 2はlikeという単語です。
こんなかんじで、最後まで行くと「I like Phonetics.」という文が出来上がります。
このspectrogramはあくまでもPhoneticsの一部で他にも、肺やのど、口を解剖?してどうやって声が出ているのか調べたりもしています。
次回の「あんた、大学でいったい何を勉強してんの?」ではSecond Language Acquisitionについて触れたいと思います。あ、でも不定期ですから、いつするかはわかりません。
aahiuc400 at 18:09│Comments(0)│TrackBack(0)










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