2009/08/09

★イギリスの食について★


中山 実佳さん
イギリス在住
オックスフォードブルックス大学(2008年9月卒業)
English StudiesEnglish Language and Linguisticsのダブル専攻


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みなさん、こんにちは!早いものでもう
1年の半分以上が過ぎてしまいましたね…。私自身ももうすぐイギリス生活6年目に突入してしまいます。もちろん普通の日本生まれ日本育ちの私ですが、19歳で渡英して20代前半を丸ごとイギリスで過ごしたので、なんだか大人として自分が育ったのはイギリスだという感じがします。初めはこんなに長くイギリスに居ることは予想していませんでしたが、本当に何があるか分からないものです。みなさんも期待に胸を膨らませて、留学生活を楽しんでくださいね♪

さて、今回はイギリスの食べ物について書きたいと思います。みなさんはイギリスの食べ物というと何を思い浮かべますか?フィッシュ&チップス?紅茶?外国だからファーストフードが主流?もしくは、食べ物がマズイ国?(ちなみに私はイギリスに住んでいると言うと、日本でだいたい「やっぱりイギリスって食べ物マズイ?」と残念そうに聞かれます…笑)これらのみなさんが抱いていそうな印象は、真実ではあるけどやっぱり断片的なものです。

実際、イギリス人の中にも紅茶よりコーヒー派の人が多かったりします()。私がイギリスに5年いてイギリスの食について分かったことは、とにかく「素朴で家庭的!」ということです。もちろん若い人の中にはファーストフードに頼りがちな人もいますが、みなさんが思っていそうな程ファーストフードばかり食べているわけではなく、イギリス人の家庭やパブでは素朴ながらも美味しい料理を楽しむことができます。だいたいイギリス人のご家庭に行くと、メインのご馳走はオーブンでじっくり焼いたジャガイモ(大きいのが丸ごと出てきたりするので、真ん中で割ってホクホクのうちにチーズなどを載せて食べます)、温野菜、そして魚やお肉が出てきますが、これ自体には味が付いていないので、グレイビーソースをたっぷりかけて食べます。オーブン料理が多いので手は込んでいませんが、そのシンプルさが逆に美味しいです。

そして、ご飯の後は必ずみんな「さぁ、Puddingの時間だ!」と言います。Pudding(プディング)って何のことか分かりますか?プディングと言うからといって、プリンのことではありません!実はイギリスではデザートのことをPuddingと言います。なぜかと言うと、オーブンで焼いた温かいケーキの上にクリームをのせた温かいデザートのことをイギリスではPuddingと言うのですが、こういうデザートがすごく一般的なので、もしそれが温かいデザートでなかったとしてもデザートの事を総称してPuddingと呼ぶようです。イギリス人のご家庭に行くと、だいたいデザートが23種類出ます!食事よりデザートに気合を入れているんじゃないかと思うくらいです()。イギリスの家庭の手作りのデザートは本当〜〜に美味しくて、毎回「イギリス人の奥さんたちはPudding作りが上手だなぁ」と感心してしまいます。

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イギリスの家庭で出される典型的なPudding。この日は2種類で、右はメレンゲのレモンタルト、左は固いメレンゲの上にクリームとフルーツが乗ったデザートです。美味しいです!

あとイギリスで外せないものはやっぱりパブですね!パブというとお酒を飲む所という印象を抱きがちですが、イギリスのパブはどちらかと言うと子供から大人まで楽しめるファミレスのようなものです。パブはもともとPublic houseの略なので、その名の通りPublic(公共)に楽しめる所です。お酒を飲んでグタグタに酔っぱらいに来ているのは真昼間にビールだけ飲んでいる陽気なオッサンくらいで()、ほとんどのパブではお酒だけでなくボリュームたっぷりのパブご飯が楽しめます。もちろんビールの種類も多くてどれも美味しいので、おつまみ程度のものだけを頼むのもアリです。こちらの主流のおつまみはchips(チップス)ですが、chipsって何のことだか分かりますか?チップスというとポテトチップスのような薄い形状のものを思い浮かべると思いますが、実はこれはフライドポテトのことなんです。逆にポテトチップスのことはcrisps(クリスプス)と言います。これらはおそらく日本では習わない完璧なイギリス英語なので、イギリス英語の入門として知っておくと便利です()パブでは他にお約束のPuddingメニューも豊富なので、美味しいケーキなどもあります。

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パブではこんなカフェ顔負けのケーキもあります。

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食べかけで失礼…のフィッシュ&チップス。美味しいですが、とにかく大きいので食べ切れないのは承知で挑みます()

他にイギリスらしい物と言えば、やはりアフタヌーンティーです。大きく分けてアフタヌーンティーには2種類あり、みなさんが知っている3段のトレイに乗っているボリュームのあるデザートと、cream teaというものです。cream teaはクリーム入りのお茶が出るとかいうわけではなく、これは紅茶とスコーンのセットのことです。イギリスではスコーンは温かいままジャムとクロテッドクリームと一緒に出され、スコーンを少しずつ切りながらクリームとジャムを両方たっぷり付けて食べます。絶品です…☆3段のアフタヌーンティーはスコーンの他に、サーモンやキュウリのシンプルなサンドウィッチと小さめのケーキが出ます。3段のアフタヌーンティーはちょっと高級な所でしかあまり食べれませんが、cream teaはその辺りのカフェやパブでも気軽に楽しめます。

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Traditional Afternoon Tea ケーキは全部1口サイズです。

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Cream tea 紅茶はポットで出されるので45杯飲めます!

もう1つイギリスで主流なのは、Full English Breakfastです。B&Bに泊まると必ず出され、カフェなどでもモーニングメニューとしてあり、朝ご飯にするとボリュームがありますがたまに食べると美味しいです。だいたいはトースト、卵、ベーコンやソーセージ、ベイクドビーンズとベイクドトマトなどの野菜、そしてたっぷりの紅茶です。普通のイギリス人は朝はだいたいトーストやフルーツなどでササッと済ますようですが、伝統的なBreakfastはこの様なものらしいです。

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Full English Breakfast イギリス人は食器もすごく可愛いものを使います。

食べ物も留学生活の1つの醍醐味だと思うので、色んなものを試してお気に入りの外国の食べ物を見つけてみてくださいね。



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番外編…去年エジプトに行った時のご飯。なかなかワイルドですが、これはこれで美味しかったです。
 







 




aahiuc400 at 12:00│Comments(0)TrackBack(0)