2009/02/24

◆イギリスの大学の成績評価について -Part 2-◆


中山 実佳さん
イギリス在住
オックスフォードブルックス大学(2008年9月卒業)
English StudiesEnglish Language and Linguistics専攻

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grade(成績評価)
についてですが、それぞれの教科ごとにAB+BCDFの順で取った科目全て(1学期にだいたい4単位取得)にグレードが付けられ、学期終了後の約1ヶ月後に成績が発表されます。

Aは
70%以上、B+は6069%…と続き、D40%pass(合格)のギリギリのグレード、そしてF39%以下はfail(不合格)となります。もしfailを取ってしまったとしても学期終了後にresit(追試)というシステムがあり、再度試験を受けるか、課題のやり直しをするかで再度チャンスがあるようです(評価の判断基準は更に難しくなるかもしれないですが…)。それでも駄目なら次の学期で取りなおすこともできますが、3年次にそういう事になると卒業が危うくなったり、2年次以下でも後々の単位に影響が出てくるので重々気をつけなければいけませんが…。

A70%以上なので、取れそうだなぁ」と思われるかもしれませんが、これがなかなか難しく、Aを取れるのはクラスで23人くらいの比率だと言われています。でもその科目で求められている事をちゃんと理解し、しっかり課題に取り組んでいれば、留学生でもAB+の高評価を得られることもあるので、みなさんにも自信を持って頑張ってほしいですね!

成績の付け方ももちろん公平で、例えばある教科のmodule leader(その教科の担当教授)が2人いれば、その2人がそれぞれ1つのエッセイを読んで、お互いに評価について話し合った上でグレードを決める場合もあります。module leader1人でも評価について他の教授の意見も必要だと感じる場合は、学科内の他の教授やfield chair(学科長)にsecond opinionを出してもらい、2人が賛同した上で評価が出されることもあります。

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↑エッセイ提出後、先生から返ってきた評価書。
先生がたくさん書いてくれてますが、先生によって癖のある字で読みにくいのがほとんどです…。


また、
3年次に書く卒論は必ず学科内の2人の教授が評価を出すことになっているので、1人の嗜好や偏見で評価されないので安心ですよね。まぁ、その分厳しいわけですが…。前にも書いたように1人の学生につき必ず1人のpersonal tutor(個別担当教授)が付くので、成績に関して不安や不可解な事があっても相談できるので心強いです。

また、日本の大学ではそんなに厳しくチェックされないと聞いたことがありますが、こちらはエッセイの最後に付けるBibliographyReference(参考文献)に関してものすごく厳しく、エッセイなどで少しでも脚注を付けずに他の文献と似た表現などを使っていた場合、Plagiarism(盗作)と見なされます。そうなると、面接に呼ばれ盗作の度合いを検閲されて多かれ少なかれの点数の差引があり、酷い場合はその教科丸ごとfailになったりするので、この点では本当に注意が必要です!自分では盗作をしたつもりはなくてもその辺の評価は厳しく、不注意で大変な事になったりしますからね…。

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↑HandbookのAssessmentの欄とReading listと呼ばれる参考文献リストです。このリストが必ずどの科目にもあるので、リスト内の本を自分で読んでエッセイなどに参考文献として取り入れることが必須になってきます。



aahiuc400 at 14:23│Comments(0)TrackBack(0)